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令和2年2月2日(日)日本臨床歯科学会 福岡支部2019年度第5回学術大会示説発表会
令和2年2月2日(日)、電気ビル共創館3FカンファレンスDで、2019年度日本臨床歯科学会福岡支部第5回学術大会が開催され、技工士セミナーと衛生士セミナー併催終了後、4支部合同の示説発表会を行った。発表者所属支部の内訳は広島支部2名、四国支部1名、福岡支部2名、熊本支部2名であった。
福岡支部として初めての示説発表会であったため、設営準備や当日運営に関して試行錯誤の状態ではあったが、1演者あたりの時間配分として本部が指定していた、口頭発表5分、質疑応答4分、移動時間1分は概ね遵守される結果を得た。
発表内容も、通常例会の口頭発表とは異なり、保存分野に特化した内容なども含まれ、より日常臨床に即した内容も多く含まれた。更には、口頭発表とは異なり、掲示示説を参加者が下見できる発表内容であることから、質疑応答も具体的治療内容に関する内容が多く、聴講参加者それぞれがテーマを持って参加するスタイルが見受けられた。
本年11月に広島で開催予定の本部学術大会においても、初めて示説発表が開催される予定であるが、掲示物の素材や文字の大きさなど、今後検討を要する内容もディスカッションされ、今回の開催を通じてより成熟した示説発表会が執り行われる第一歩になったのではないかと感じられた。
謝辞:今回の示説発表会開催に際し、多大なるご協力をいただきました広島、四国、福岡、熊本支部の役員の先生方、ご足労いただいた上にご発表頂いた先生方に、心より深謝致します。
■示説発表1
「ラバーダム防湿下でのコンポジットレジン修復治療の実際」
四国支部 サンデンタルクリニック 髙橋耕三
■示説発表2
「部分断髄を行った症例の報告と予後の考察」
福岡支部 よしおか歯科こども歯科 吉岡和彦
■示説発表3
「中等度慢性歯周炎患者の歯科治療25年経過を振り返る」
広島支部 連島あさの歯科 浅野将宏
■示説発表4
「前歯部多数歯歯間離開による審美障害に対し接着修復で対応した症例」
熊本支部 せき歯科クリニック 関喜英
■示説発表5
「全歯ジルコニア歯冠補綴に至ったシェーグレン症候群の一例」
広島支部 さいとう歯科医院 齋藤誠
■示説発表6
「埋入したインプラントを使用しMTM施行後上部構造を制作した一症例」
熊本支部 はった歯科小児歯科クリニック 八田知之
■示説発表7
「矯正治療後の後戻りに起因する審美障害に対して最小限の修復治療介入で回復を図った一症例」
福岡支部 とも歯科クリニック 友成隆之
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