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令和4年9月11日(日)2022年度第3回日本臨床歯科学会 福岡支部学術大会 活動報告

令和4年9月11日(日)に令和4年度 第3回日本臨床歯科学会福岡支部学術大会として、神戸市ご開業の大川敏生先生、由良典子先生による教育講演が開催された。

コロナ第7波の真っ只中での開催となり、現地とWebのハイブリッド開催となった。現地参加34名、Web33名、計67名の参加であった。

『チームで取り組む天然歯保存へのチャレンジ〜歯科医師と歯科衛生士の協働・連携の重要性〜』と題して、まず初めに大川歯科医院での歯周病治療の基本コンセプトから歯周再生療法の基礎的な手法について文献を紐解きながら丁寧にご説明いただいた。ついで由良先生にバトンタッチして、再生療法を行う患者さんに対し、どのような点に注意して衛生士が歯周基本治療を行っているかについてこれも文献を交えながらご説明いただいた。

そして午後からは、実際の症例を交えながら再生療法を成功に導くための勘所・ヒントをご説明いただいた。ともすれば、初診の段階でホープレスと診断しても致し方ないような歯が十数年に渡り、良好に保存されている症例を多数見ると聴講の会員も抜歯の基準が変わるのでは?と思えるほどの圧巻の症例ばかりであった。

今回はDR&DH講演会ということもあり、非常に分かりやすいプレゼンテーションであったが、その内容はまだ再生療法に取り組んだことのないビギナーから、日常的に取り組んでいるような方にとっても大変学びの多いものであったと思う。

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