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令和3年11月14日(日)2021年度第7回日本臨床歯科学会 福岡支部学術大会 歯科衛生士部会 活動報告
令和3年11月14日(日)、2021年度第7回日本臨床歯科学会福岡支部学術大会歯科衛生士部会が、会員55名参加のもと開催された。
教育講演として、フリーランスにてご活躍中の『デンタルクリニック TAKANNA』にご所属の丸橋理沙先生をお招きし、『歯科衛生士の仕事を再考しよう(基本治療からメインテナンスまで)』という演題で、ご講演頂いた。
「歯科衛生士業務として、歯科医療の提供、患者 QOL の向上をサポートすることが重要で、患者教育は歯科衛生士として大切な役割を担います。」
「メインテナンスが、一辺倒のお掃除屋さんになってはいないか?」「患者の多様性に応じたメインテナンスが提供できているのか?」「クリーニングを行う場合でもその行為はケア(予防)であるのか?」「キュア(治療)であるのか?」を認識し、歯科衛生士は「診断」はできなくとも「判断」できる歯科衛生士であり、それらを提供できる歯科衛生士として携われているのかをより深く問いかけて頂き、受講のみなさんの日々の診療に深く内省と気づきを与えるお言葉を届けて頂いた。
「歯科衛生士として、今後どこに向かって歩いていきますか?」各々がこれから目的を持って明確なゴール設定をすることで、これから歩み続ける日々を1日でも長く楽しく歯科衛生士を続けていくためのヒントを、ご自身のこれまでの豊富な経験談を交えながらご教示頂き、参加者の日常臨床の良い気付きの時間になったのではないでしょうか。
丸橋先生のプロとしての学び方、スキル構築の楽しみ方、患者さんに寄り添う姿勢と信念がたくさん詰まった有意義な教育講演であった。
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