2019年09月01日

令和1年9月1日(日)電気ビル共創館2019年度第4回　日本臨床歯科学会福岡支部学術大会ドクター・衛生士セミナー

令和元年9月1日（日）、電気ビル共創館で、2019年度第4回日本臨床歯科学会福岡支部学術大会ドクター・衛生士セミナーが会員136名参加のもとで開催されました。
5Dファウンダーで大阪府大阪市にて御開業の南昌宏先生と同医院にご勤務で5D歯科衛生士コースインストラクターでもある貴島佐和子先生を外来講師としてお招きし、「患者さんのニーズに沿った治療計画~画一的な治療にならないために?」という演題で御講演して頂きました。
午前中は、貴島先生より実際の臨床例を通して初期治療とメインテナンスの重要性や習得すべき知識や技術についてわかりやすく解説して頂きました。そして、南先生より包括的治療に関する考え方とその技術的側面、また画一された補綴設計ではなく、マテリアルやソリューションが進化した現在ではMIを念頭に入れた患者個々の補綴治療計画の重要性について御講演して頂きました。
午後は、南先生、貴島先生両先生が共に御登壇され、歯周病患者の治療経過から治療の実際そしてメインテナンスにおいてDRサイドとDHサイドでどのように治療計画を立案し、実際に行ったアプローチについて解説されました。
口腔内の変化から患者の生活環境の変化を読み取り、生活環境に応じたメインテナンスを行う事の重要性について説明されました。
患者・衛生士・歯科医師が良好な コミュニケーション を築いていくことが大切であると改めて感じた素晴らしい御講演でした。

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